縄跳びをしていてもれました。受診はどの科に行くべきですか？

まだ数カ月に満たない問題で尿もれの起きる動作も限られているなら、まずは女性の弱点である骨盤底を意識することから始めてください。 骨盤底筋トレーニングは三日坊主になりがちなので、トイレに入るたび、テレビのコマーシャルの時間になど、生活習慣にするとよいと思います。

運動の前に排尿をすませたり、パッドを使うのはよい工夫ですが、尿もれが心配だから運動しないというのでは更に骨盤底の筋肉が弱りよくありません。

改善がみられず病院に相談する時は、泌尿器科でも産婦人科でもよいのですが、女性の排尿障害に熱意のある医師を見つけることが大切です。骨盤底筋トレーニングのやり方を見直し、今あるいは将来的に手術（TVT・TOT手術）、薬などの選択肢があてはまるか相談できます。

監修：名古屋鉄道健康保険組合名鉄病院 女性泌尿器科付部長 加藤久美子先生