Japan

チャームナップのご購入は以下からどうぞ

(外部サイトへ移動します)

チャームナップのご購入は以下からどうぞ

(外部サイトへ移動します)
  1. home
  2. 妊娠・産後ママの尿もれ
  3. 産後、尿が止められない|尿もれ相談

産後のもれでズボンが汚れます。まだ子どもが欲しいし、職場復帰も心配です。

1カ月前に第1子を出産しました。子どもは3080gで、分娩は7時間と初産にしては早かったです。妊娠で12kg太りました。出産後はいきみが強かったのか、顔中内出血していました。


出産後、翌日、尿がだーっともれて止められず、下着もズボンも濡れてしまいました。助産師さんに相談したら「産後骨盤を緩めるホルモンが1~2カ月出るので、骨盤をしめて骨盤底筋群の運動をすれば治る」と言われました。


骨盤はさらしでしっかりしめていますが、しかし1カ月経った今も腹圧で尿はもれるし、すごく困ることは膀胱に尿がたくさん溜まるとだーっと尿がもれて下着やズボンが汚れることです。


これがあると怖くて社会生活できません。このためか、産後膀胱炎・腎盂炎になってしまいました。


産後のため、1カ月の赤ちゃんの授乳等で睡眠不足もあり、骨盤底筋群の運動は気づいたときにする程度で、2日に1回程度かもしれません。


産後あと1~2カ月で職場復帰する予定だったのですが、このままだと復帰できず、悩んでいます。


出産時、いきみすぎたからこうなってしまったのでしょうか? まだ子どもが欲しいのに出産が怖いです。もう少し経てば治るのでしょうか? 仕事に復帰したいのでアドバイスお願いします。(かい・29歳)

尿もれ軽快と出産の疲労回復のため育児休暇を。骨盤底筋トレーニングは気長に続けましょう。

妊娠中の体重増加と分娩の流れはおおむね普通です。いま何回か尿がもれたとしても、自然な排尿習慣を取り戻すことができれば、おそらく恒久的な尿もれにはなりません。少なくとも出産から3~4カ月までの期間は経過をみていてけっこうです。


出産後の骨盤底と排尿に関するケアは、 (1)負荷軽減により骨盤底復古の促進を図る、 (2)膀胱・尿道の自律神経による調節を整える、これらが2つの柱になります。骨盤の周りにさらしを巻くのは、骨盤骨格の安定感にためにはよいかもしれませんが、尿もれを減らす効果があるかどうかは疑問です。


(1)は、胴回りを締めつける衣服やコルセット類の使用を減らし、負荷のかかる労作を減らすことが基本です。骨盤底筋トレーニングは、1日おきになっても大丈夫ですから気長にゆったりと続けましょう。


(2)については、なるべく尿意を感じてからトイレへ行き、尿の排出が始まったら膀胱と尿道が尿を排出するのを穏やかに見守ってください。尿意を感じていないのに排尿しようとすることや、膀胱と尿道が自然のバランスで尿を排出しているときに、さらに腹圧を加えて膀胱を空にしようとすることは、かえって尿のもれやすさを引き起こします。


上に説明したポリシーで少し経過をみれば、ふつう、尿もれはある程度まで軽快し、妊娠出産による全身の疲労も少しずつとれて元気になれるものです。関係者とよく相談し、必要ならば2〜3カ月ほど育児休暇をつぎ足す方向で再調整をはかるのはどうでしょうか。


産後8週間までのいわゆる産休期間は、子どものために母親の就労が禁止されています。その後は法律的に母親を就労させてよいのですが、身体の回復、家事育児、職場環境などの側面からみて、産後8週で職場復帰できる人は多くはないのが実情です。仕事と家庭の両立は時間のかかる大きな課題です。あせらず粘り強く取り組みましょう。


監修:社会福祉法人三井記念病院 産婦人科医長 中田真木先生