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  3. 子宮脱手術後の傷の痛み|尿もれ相談

性器脱で手術を受けました。湿っぽい感じや痛みがあるのですが・・・。

子宮脱のため腟式子宮全摘、前後腟壁形成を受けました。12日後に退院し、2週間後に経過を診ていただきました。外部の糸は取ってもらいましたが、内部の糸がとけるのを待ちましょうと言われました。


最初から陰部の縫った所が痛み、現在も痛くて椅子やソファに座ることができません。今は午後から夕方にかけて陰部がべたべた、湿っぽい感じがし、パンツにくっついたりして、さらに痛いです。おりものというほどではないのですが、少し色がつく程度のものが出ますので、薄いパッドを使用しています。


陰部、およびその周りが膨らんでいるためパンツがすれて痛いのと、おじぎ姿勢をすると陰部周辺に違和感があります。


排尿に関しては、手術前後とも同じ状態です。排尿に勢いがなく、普通の人より時間がかかり1回の排尿は2-3回に分けて出ます。痛くはありません。


日常生活は1万歩を目標に歩いています。ただ痛くて座ることができないので、自分用に円座を改良して座っています。正座も陰部を浮かして座れますが、長くは持ちません。


2年前にぎっくり腰になり、その後、坐骨神経痛になり、さらにその後、子宮脱になって手術を受けることとなりました。坐骨神経痛は少し治まっています。双子を出産し、鉗子分娩を経験しています。


前後腟壁形成術は何回でもできるものなのでしょか? このまま、この病院で診てもらっていてもいいのか、あるいは他の病院で診てもらったほうがいいのでしょうか? (みこたん・60歳)

痛みを意識するとなかなか薄れないものです。修正手術に関する受診は痛みがよくなってからにしましょう。

創痛の長引いている原因はいろいろ考えられます。


手術の中身もさることながら、術後の創痛との付き合い方がその後の痛みの消失や残存を左右することが多いようです。術後8カ月ほど経っているとのことで、手術の後に特に変わったことがなかったのならばすでに創治癒は完了しています。


手術の後の痛みは、本来は時間が経つと薄れていくもので、これには「忘れる」という脳の働きが大きく関与しています。ところが、創治癒完了後もまだあちこちの痛みを見張っていると痛みの記憶は焼き付けられ、ますます痛みを忘れにくくなってしまいます。


手術の後の痛みを解消するための秘訣は、創の治癒しつつある段階(術後6週間くらいまで)は痛みを誘発する動作や姿勢などを避けて痛みを味わう機会を減らすこと、創治癒が完了してからは、だんだん痛みが軽くなってきたという自信を持ち、日常の身体活動を発展させていくこと、この二点です。


みこたんさんの場合、せっかく子宮脱・膀胱瘤の手術を受けたのに満足な形に修正できていないようです。そういう人も実はけっこう受診されます。


もういちど手術を受けるのでよければ、ほとんどたいてい良い形に手直しできるものですが、まずは痛みの問題を片づけてから追加治療について検討するという順序になります。


産婦人科医・中田真木