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  3. くり返す膀胱炎|尿もれ相談

排尿直後に強い尿意があり、もう1回おしっこをしてしまいます。

5年ほど前より膀胱炎を何度も繰り返し、それから残尿感・尿意が常にあります。排尿回数は昼間6-8回・夜間は0-1回です。


特に気になるのが排尿時に一旦尿をし終わり、下着を着けようと思う頃やや強い尿意があるため、もう一度排尿します(いきむと少量の尿が出ます)。ここで排尿しないでおくとずっと残尿感があり、もれるのではないかと心配です。実際一度もれたことがあり、その後から用心のため尿もれ専用パットをあてています。


泌尿器科ではチョレイトウを処方されました。婦人科ではケイシブクリョウガンを処方されました。また泌尿器科ではウロマスターも試みようといわれました。このままでは大好きな旅行も楽しめません。良いアドバイスをお願いします。(まよママ・44歳)

膀胱炎を繰り返す方は多いもの。排尿習慣を見直しましょう。

細菌性膀胱炎を繰り返し起こし、その後、細菌はいないのに残尿感や排尿の違和感が続く方は、女性では少なくありません。このような時、とりあえずの病名として慢性膀胱炎などとつけますが、実際のところ原因がよくわかっていないのです。残尿感と残尿は別物で、念のため残尿が実際にあるかチェックしますが、ないのが普通です。


このような症状で、可能性を心に留めておかなければいけないのが間質性膀胱炎です。


間質性膀胱炎は高度の頻尿、尿意切迫感、膀胱痛(特に尿のたまった時の痛み)がそろうのが典型的ですが、そうでない軽症例にも注意がいります。すぐに麻酔下水圧拡張を行なって診断をというところまで差し迫っていなければ、まずは医師にみてもらう一方で(原因疾患がないか確認、症状がつらければ漢方薬や抗うつ薬を使うことも、これらは間質性膀胱炎でも使われます)、排尿習慣を見直してください。


残尿感が心配と、排尿直後いきんでもう1回少量出す癖ですが、それで残尿感は改善しておらず、かえって悪影響を起こしている可能性があります。広義の膀胱トレーニング、適度にためて、腹圧をかけずに自然に排尿するよう心がけてください。


監修:名古屋鉄道健康保険組合名鉄病院 女性泌尿器科付部長 加藤久美子先生