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  2. 病院への受診をお悩みの方
  3. 発熱、倦怠感、尿の色|尿もれ相談

発熱の後から、痛み、尿もれ、尿の色が濃い状態が続いて心配です。

1週間ほど前に、39℃~40℃の熱を出し、4日ほど寝込みました。熱があった時に、ほとんど水分も取れない状態なのに30分おきくらいにトイレに行きたくなり、行けば無色の尿が普通量でていました。


やっと熱が落ち着きはしたのですが、平熱(35.2℃)まで下がらず朝晩問わず37℃前後で体がダルイ毎日です。微熱状態になってから下腹部に圧痛を感じ、うつ伏せになれません。仰向けになって下腹部を押すと尿もれがあります。


また、微熱になってからはトイレの回数は1日6回くらいになりましたが、尿の色が毎回オレンジに近い濃い黄色なのも気になっています。15年ほど前に一度、腎盂腎炎になったことがあるので心配です。(まぁ・35歳)

「発熱+倦怠感+尿の色の異常」は早く受診を。腎盂腎炎は繰り返しやすいので要注意です。

尿もれは大切な問題ですが、通常は急ぎません。ですから、医療機関への受診の前にこのような相談窓口に相談して、じっくり切り口を考えてもよいのですが、「発熱+倦怠感+尿の色の異常」で受診が遅れるのはまずいです。


腎盂腎炎は女性に多い疾患です。膀胱に入った細菌が腎臓にまで波及して、発熱、倦怠感、腰痛、腹痛などを起こしますし、もともと膀胱炎から始まるので、頻尿や排尿痛を伴うこともあります。まれには敗血症を併発し危険な状態になるので、甘く見てはいけません。


腎盂腎炎の場合、尿が混濁していて一見して膿尿ということもありますが、調べてはっきりすることもあります。腎盂腎炎は繰り返しやすいので、15年前に経験しておられるのも気になります。


尿が濃い黄色というのが、泌尿器科以外の病気によることもあります。その一例がビリルビン尿で、胆管の病気が原因のものです。


きちんと受診して、心配なものなのかそうでないのか必ず調べてもらってください。


監修:名古屋鉄道健康保険組合名鉄病院 女性泌尿器科付部長 加藤久美子先生