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  3. 子宮内膜症・筋腫ともれ|尿もれ相談

巨大な筋腫、子宮内膜症があります。朝、下着が濡れていることがあり、今後が不安です。

朝、下着が濡れていることがあり今後が不安です。現在48歳、生理は更年期により不定期になってきています。33歳で経腟分娩しました。子宮内膜症があります。妊娠中より筋腫ができ、現在も巨大筋腫があります。


右卵巣チョコレート嚢腫(のうしゅ)を腹腔鏡で部分切除手術しましたが、現在も残り部分に嚢腫があります。また、強度の後屈で病院に受診中です。


常にではないのですが、走ったり強いくしゃみで尿もれ、トイレに行きたいと思うと、止めようとしてももれてしまったりします。不安で、尿もれ専用パットを常に使用しています。


昼間はトイレの回数が多く、夜中にトイレには起きませんが、朝下着が濡れていることが多々あります。これからもっとひどくなるのかと思うと不安です。(匿名・48歳)

尿もれのタイミングをチェックしましょう。筋腫は尿もれと排尿困難の両方の原因になります。

問題点を整理しましょう。まず、おねしょしているのかどうかですが、子宮内膜症や腹圧性尿失禁だけでは、夜寝ている間に人知れず尿がもれることはありません。目覚めたら下着の中に手を入れるなど、本当に眠っている間に尿もれしているのかチェックしてください。たいていは、目覚めた時にはまだもれていません。


また、不規則な湿り気は必ずしも尿もれではなく、子宮筋腫のせいかもしれません。子宮筋腫でおりものが増えることはよくあります。


次に、「強いくしゃみでもれる、トイレへ行きたいと思うと、もれてしまったりする」についてですが、中等症以上の腹圧性尿失禁の状態と思われます。この問題を治療するには、TVT手術やTOT手術などの中部尿道スリング手術(標準的な尿失禁手術)を受ければよくなりそうか、専門医を受診しましょう。大きな子宮筋腫は、腹圧性尿失禁発症の原因になりますが、一度もれやすくなると、子宮を摘除しても思うように尿もれは解消しません。また子宮摘除だけ受けたのでは、その後数年の経過で腹圧性尿失禁が悪化するリスクがあることもわかっています。


大きな子宮筋腫は、腹圧性尿失禁の発症に関わる他、膀胱を圧迫して頻尿や尿意切迫の原因になったり、膀胱をひっぱったり尿道を圧迫したりして排尿障害(排出障害)を引き起こします。閉経すれば子宮筋腫による出血や痛みのトラブルはほぼほぼ解消しますが、閉経後も、大きな子宮筋腫による過活動膀胱や排尿障害が残ることは珍しくありません。


子宮筋腫は閉経後にやや縮小することが多いのですが、骨盤底や膀胱尿道は歳をとると性能が落ちます。このため、差し引きすると大きな子宮筋腫による症状はよくならないのだと思われます。


子宮筋腫と子宮内膜症が両方ある場合には、子宮や卵巣の回りに炎症による癒着ができていて手術が難しいことがあります。手術以外の治療もあるので、子宮筋腫と子宮内膜症の治療計画については、かかりつけの産婦人科医によく相談してください。


監修:社会福祉法人三井記念病院 産婦人科医長 中田真木先生