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  3. 飲酒でトイレが近くなる|尿もれ相談

お酒を飲むと尿意とともに尿道あたりにビリビリと痛みを感じます。

最近になって、仕事でお酒を飲む機会が増えたのですが、アルコールを摂取すると5分も経たないうちに激しい尿意と尿道あたりにビリビリとした痛みを感じます。何度もトイレに立つので、私だけお酒の席を楽しむことができません。


特にビールを飲んだ時は痛みがひどく、無理に我慢しようとするとちびってしまいます。酎ハイやワインなど、他のアルコールも試してみましたが、ビールよりは多少マシというだけで症状は同じです。


アルコールを摂取すると利尿作用でトイレが近くなるのは当然だと思いますが、私と似たような症状を持った人は周囲にはいません。飲酒前の過度な水分摂取や冷える服装をしない、お酒はゆっくり飲むなど工夫はしてみましたが、効果はありませんでした。以前、アルコールのパッチテストをやったことがありますが、弱いというわけではないようです。


水分の循環がよすぎる体質なのでしょうか。アルコール以外のものを飲んだ時も、割とすぐにトイレへ行きたくなります。飲酒時はたいてい色の薄い尿が大量に何回も出ますが、ときどき尿意とは裏腹に少量しか出ない場合もあり、膀胱の調子の善し悪しがうまくつかめません。また、最近では1杯でも飲むと顔がむくみ、目が開けにくくなります。


お酒自体は好きですが、このような体質なので、最近は飲みに行くのを断っています。詳しい原因と何かよい方法はないものでしょうか。(Drinker・21歳)

冷たい飲料による体の冷えも影響するかも。尿道のビリビリ感は念のため一度受診を。

症状から過活動膀胱の可能性があります。


尿意切迫感を必須症状とし、頻尿、切迫性尿失禁を伴う過活動膀胱の患者さんでは、行動療法として、過度の水分摂取、アルコール、カフェイン、炭酸飲料を避けるような生活指導をしています。


ビールの大ジョッキは1杯700ml。1日尿量の目安はおよそ25から30ml/kg(体重60kgの人で1500~1800ml)で、40ml/kg(60kgの人で2400ml)を越えれば多尿に入りますから、700mlは相当な負荷になります。


ただ、いくら利尿がつくにしても、「ビールを飲んで5分で尿意」というのは早すぎるので、冷たい飲み物を飲んだことによる体の冷えや心理的な側面もあるかもと思います。


尿道のビリビリした痛みというのは、過活動膀胱としては典型的ではありません。細菌性膀胱炎がある時には、アルコールで炎症が強まり、排尿痛、頻尿が悪化するので、アルコール厳禁といわれます。通常の細菌性膀胱炎は急性の経過をとり、抗菌薬を服用すれば短期間でよくなります。ずっと細菌性膀胱炎が続くということは基礎疾患がない限り、あまりないことなのですが、残尿や結石などがないか、確認しておくと安心です。


また、間質性膀胱炎という膀胱上皮のバリアーが弱くなって、頻尿、尿意亢進、膀胱痛を起こす疾患があり、こちらもアルコールは避けたほうがよいといわれています。


検診を兼ねて、一度泌尿器科の受診をおすすめします。


泌尿器科医・加藤久美子