尿もれ診断
1時間パッドテストの結果
「1時間パッドテスト」の結果を紹介します。
なお、テスト後のおしっこの量が200ml未満だった場合は、膀胱におしっこが十分にたまっていなかったために、数値が低く出た可能性があります。日をあらためて、もう一度テストすることをおすすめします。
多少パッドが湿った気がしても、2g(2cc)程度ならば、汗やおりもの、また誤差の範囲と考えられます。
女性では、尿もれはありふれたこと。わずかなことで心配し過ぎるのはよくありません。
おなかに力がかかった時に尿もれが起きる「腹圧性尿失禁」が心配ならば、「骨盤底筋トレーニング」をおすすめします。 年齢を重ねるにつれ、筋肉は徐々に衰えてくるもの。膀胱、子宮、直腸など、骨盤内の臓器を支えている骨盤底も例外ではありません。骨盤底筋トレーニングは、膀胱や子宮の下垂を防ぎ、尿道を締める筋肉も鍛えられるので、尿もれの予防になります。
監修:名古屋鉄道健康保険組合名鉄病院 女性泌尿器科付部長 加藤久美子先生