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関口先生と尿もれ経験者が対談

尿もれお悩みスッキリ対談

泌尿器科医の関口由紀先生と、尿もれに悩んだ経験がある堀江さんの、対談の様子をご紹介します。

アドバイザー 関口由紀先生

医療法人LEADING GIRLS女性医療クリニックLUNAグループ理事長

堀江さん(45歳)専業主婦

子供3人(高1・中2・小6)

40歳でママさんバレーをはじめたときに、再び尿もれを自覚しました。

—堀江さんが最初に尿もれを自覚されたのは、どんなときだったのですか?

堀江さん:34歳のとき、三人目の子供を出産直後に、連続してくしゃみをしたときが初めてでした。「産後は尿もれしやすい」と思っていたので、あまり気にしていませんでした。それに、いつの間にか自然におさまったんです。

関口先生:30代なら自然とおさまる人は多いんです。でも、40代になってから、また尿もれを自覚するようになるケースもたくさんありますね。

堀江さん:ママさんバレーでジャンプして体が宙に浮いた時に経験しました。2回目に尿もれを自覚してからは、「尿もれしないように」って意識していないと、もれてしまう状態。 それが、5年くらい続いて、「このままじゃ、尿もれのせいでバレーボールが続けられなくなる」って思うようになったんです。

「尿もれ」のことは雑誌やテレビで知っていたけど、母にしか打ち明けられなかった。

関口先生:スポーツをしている人は自分のカラダに対する意識が高くて、尿もれ対策を始めようとする人も多いですが、一方で「尿もれしちゃうから」ってスポーツすることを諦めちゃう人も少なくないですね。

堀江さん:ええ。それが理由でママさんバレーを辞める人がいることも後から知りました。

関口先生:堀江さんは、尿もれを自覚してからは、とりあえずは生理用ナプキンで間に合わせようとしましたか?

堀江さん:すでに尿ケア用品を持っていたんです。実は、私の母も尿もれ経験者なんですけど「ヨガ教室に通ったら改善したからあげるわ」ってもらった尿ケア用品を使いました。
雑誌やテレビで、尿もれのことは、ある程度知識があったのですが、それでも、恥ずかしくて母にしか言えなかったですね。

関口先生:恥ずかしくて尿ケア用品を買えなくて、生理用品で代用していたら、肌がかぶれてしまう人もいるんですよ。その点、堀江さんは、最初から専用品を使っていたのでよかったですね。

堀江さん:母のおかげです(笑)。尿ケア用品が必需品になりましたね。お店で、もれる量によってラインナップが豊富にあるのを見て、『こんなにラインナップがあるということは、もれる量が増える可能性があるってことなんだ』と感じました。

尿もれは女性であれば誰にでも起こる、自然なことなんです。

—ところで、尿もれは出産経験や年齢に関係なく、女性なら誰にでも起きること、と聞いたことがあるのですが本当ですか?

関口先生:本当です。特別なことでも、恥ずかしいことでもないんです。尿もれは、骨盤底筋が弱ってきて起こります。筋力の低下ですから、年齢によって筋力が衰えるのと同じことなんです。

堀江さん:そうなんですね。でも、頭では分かっていても実際にもれるようになると、気が滅入ってしまう人がいるのも分かります。

関口先生:そうなのよね。私は尿もれは「もれちゃっても、尿ケア用品を使ってるから平気」という人なら問題ないと思っています。心配なのは、もれることが不安なあまり、外出を控えるようになったり、落ち込んだりしちゃうこと。

堀江さん:確かに、尿ケア用品を使っていれば生活には支障はないですよね。大切なのは気持ちの持ち方なんですね。

尿もれについて気軽に話せて、上手に付き合っていける
環境になるといいですね。

関口先生:その点、堀江さんはすごく前向きですよね。ママさんバレーは続けていますか?

堀江さん:続けています。尿もれは、5カ月ほど前に関口先生のクリニックを受診し、骨盤底筋トレーニングを受けてから、改善されたんです。でも、今もバレーの試合のときは必ず尿ケア用品を使っています。使っていれば試合に集中できますから。

関口先生:堀江さんのように、尿もれと上手に付き合っていけたらいいですよね。尿もれについて同世代のお友達と話しますか?

堀江さん:なかなか打ち明けられない人が多いと思います。母から聞いたり、雑誌やテレビで情報を集めていた私でも、親しいバレー仲間に打ち明けるまでに5年もかかりました。でも、その友人が先生のクリニックのことを教えてくれたんです。早く話していれば、もっと早く改善方法が見つかったのに!って思いました(笑)。

関口先生:そうですね(笑)。尿ケア用品で対処することは大切だけど、骨盤底筋トレーニングをはじめ、状況に応じてできる対策はたくさんあります。 「今の状況を改善する方法はあるんだ」ということを“知っている”のと“知らない”とでは、気持ちも変わってくると思います。気持ちを明るく、前向きに保つ意味でも、女性同士でオープンに情報交換ができるようになるといいですね。

関口由紀先生

医療法人LEADING GIRLS女性医療クリニックLUNAグループ理事長

1989年山形大学医学部卒業、2007年横浜市立大学大学院医学部修了。現在横浜市立大学大学院医学部泌尿器科客員教授。2005年横浜元町女性医療クリニックLUNA、2007年女性医療クリニックLUNA・ANNEX、2012年LUNA骨盤底トータルサポートクリニック、2015年女性医療クリニックLUNA心斎橋を開設。世界標準の女性医療を目指す、新しい日本の女性医療の拠点作りを行っている。